血統考察の記事 (1/1)
- 2015/09/16 : ディープインパクト産駒の特徴は?配合別に傾向を見て行く考察記事その1…ディープ×ストームキャット編
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こちらの方も力を入れたいなということで、ラップ分析を主体とする前に自分が競馬予想方法として活用していた血統もこちらのブログでは強めに推していこうかなと。と言っても、全然深いものではないのでご安心くださいw母系の方までさかのぼってどうこうとか、そういうのではなく、競馬新聞には大体載っている父と母父だけで一応ある程度判断できるようになればというところで、この組み合わせと個体の分析を当てはめて傾向を探っていこうというところですね。
その第一弾はディープインパクト産駒から入ろうと。競馬ファン以外でもご存じの方が多い史上2頭目無敗の三冠馬ディープインパクト。その子供たちは当然競馬界を席巻しているわけで。そのディープ産駒を知ることは、一世代前ならサンデーサイレンス産駒を知ることと重要性は等しいだろうと。しっかり見て行きましょう。
ディープインパクトの黄金配合と言えば母父ストームキャットとの配合。ディープインパクト産駒でも1,2を争う知名度であるキズナ、そのキズナを大阪杯で破ったラキシスをはじめ名馬ぞろい。代表馬をざっと。
キズナ
ラキシス
リアルスティール
エイシンヒカリ
サトノアラジン
アユサン
ヒラボクディープ
なかなかのメンバーぞろいですな。キズナ、ラキシス、アユサンとGI馬が3頭いると。ディープ産駒にありがちな複数GI勝ち馬がいないのは変わらないが。
個体の分析で見てもこの上位各馬の特徴は、トップスピード戦でも対応できるだけの質、持続力は持っているが、結局突き詰めれば全体のペースがある程度流れた方がいいという傾向に落ち着くのかなという感じ。例えばリアルスティールの場合はダービーは故障もあったのでまだ決めつけられないが、皐月賞でのパフォーマンスを考えればペースがある程度上がっても使える一足が魅力で基礎スピードの幅が広いタイプ。ラキシスもエリ女では加速に対応する後半の総合力で勝ち切ったがキズナを撃破した大阪杯はある程度流れてのポテンシャル戦である。
甘いところで分かりやすいのがサトノアラジンで、TS持続戦だと神戸新聞杯や阪神外回りでは条件戦レベルで完敗だったように前半ある程度流れた方がいい。エプソムCで2着と結果を残せたのもペース全体が上がってきたことが大きいだろうと。アユサンにしても桜花賞馬だが結構タフな馬場でペースも上がり切ってのポテンシャル勝負、最後の最後、レッドオーヴァルが甘くなったところでのバテ差し。
これらの馬に共通しているのはその辺りになるかなと。マイラー色というかどうしてもスピードがある程度問われた方が良い傾向になるのでキズナにしても長距離自体は十分対応できるのだがマイルが良いとか言われる羽目になる原因なのかなと。キズナの場合は前半にあまり無理をしない方がいいタイプではあるが、この傾向で成長を遂げている今ならある程度流れに沿った競馬も良いかもしれない。
馬場に関しても共通していて、完成しきれば時計がかかる馬場を苦にしないことが多い。ラキシス、キズナも道悪を苦にしないしアユサンも良馬場発表とは思えないタフで時計がかかる中でバテ差してきている。エイシンヒカリも少し渋った都大路Sを苦にしなかったし、つい最近だがヒラボクディープも洋芝札幌の長丁場ポテンシャル勝負で勝ち切っている。馬場適性は案外広いということも覚えておくといいかもしれない。
なお、ラキシスやリアルスティールは割と早くからそうだが完成してくると総合力そのものも高いレベルで見せてくる。キズナも最初jはトップスピードに乗るまでに時間がかかったし、そもそもトップスピードの質そのものはそこまで高いレベルになかったんだが、今年の京都記念なんかはキレキレの脚で最速地点でハープスターなんかお構いなしに突っ込んできている。ハープはエンジンの掛かりが悪い馬なのであの競馬では実力は出せていないとは思っているが、にしても前にいたラブリーデイ比較で見ても切れている。キズナも最終的には後半の総合力型になっていく感じはあるね。2000~2400である程度流れてくれた方がいいタイプになる。ラキシスやキズナなんかは前半のコントロールがしやすいので恐らく長距離でもロンスパ戦なら対応できるとは思うが、流れた方がやりやすいのでそういう点で流れやすい距離の方が安定しやすいというところかな。この血統が成功しやすいのはある程度のペースまででしっかりと後半の良さを引き出せる基礎スピードの幅が広いことと、ポテンシャル戦でパフォーマンスを上げてくる馬が多いしとにかくこれといった弱点がない馬が多いというのが大きいのかなと。
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その第一弾はディープインパクト産駒から入ろうと。競馬ファン以外でもご存じの方が多い史上2頭目無敗の三冠馬ディープインパクト。その子供たちは当然競馬界を席巻しているわけで。そのディープ産駒を知ることは、一世代前ならサンデーサイレンス産駒を知ることと重要性は等しいだろうと。しっかり見て行きましょう。
ディープインパクトの黄金配合と言えば母父ストームキャットとの配合。ディープインパクト産駒でも1,2を争う知名度であるキズナ、そのキズナを大阪杯で破ったラキシスをはじめ名馬ぞろい。代表馬をざっと。
キズナ
ラキシス
リアルスティール
エイシンヒカリ
サトノアラジン
アユサン
ヒラボクディープ
なかなかのメンバーぞろいですな。キズナ、ラキシス、アユサンとGI馬が3頭いると。ディープ産駒にありがちな複数GI勝ち馬がいないのは変わらないが。
個体の分析で見てもこの上位各馬の特徴は、トップスピード戦でも対応できるだけの質、持続力は持っているが、結局突き詰めれば全体のペースがある程度流れた方がいいという傾向に落ち着くのかなという感じ。例えばリアルスティールの場合はダービーは故障もあったのでまだ決めつけられないが、皐月賞でのパフォーマンスを考えればペースがある程度上がっても使える一足が魅力で基礎スピードの幅が広いタイプ。ラキシスもエリ女では加速に対応する後半の総合力で勝ち切ったがキズナを撃破した大阪杯はある程度流れてのポテンシャル戦である。
甘いところで分かりやすいのがサトノアラジンで、TS持続戦だと神戸新聞杯や阪神外回りでは条件戦レベルで完敗だったように前半ある程度流れた方がいい。エプソムCで2着と結果を残せたのもペース全体が上がってきたことが大きいだろうと。アユサンにしても桜花賞馬だが結構タフな馬場でペースも上がり切ってのポテンシャル勝負、最後の最後、レッドオーヴァルが甘くなったところでのバテ差し。
これらの馬に共通しているのはその辺りになるかなと。マイラー色というかどうしてもスピードがある程度問われた方が良い傾向になるのでキズナにしても長距離自体は十分対応できるのだがマイルが良いとか言われる羽目になる原因なのかなと。キズナの場合は前半にあまり無理をしない方がいいタイプではあるが、この傾向で成長を遂げている今ならある程度流れに沿った競馬も良いかもしれない。
馬場に関しても共通していて、完成しきれば時計がかかる馬場を苦にしないことが多い。ラキシス、キズナも道悪を苦にしないしアユサンも良馬場発表とは思えないタフで時計がかかる中でバテ差してきている。エイシンヒカリも少し渋った都大路Sを苦にしなかったし、つい最近だがヒラボクディープも洋芝札幌の長丁場ポテンシャル勝負で勝ち切っている。馬場適性は案外広いということも覚えておくといいかもしれない。
なお、ラキシスやリアルスティールは割と早くからそうだが完成してくると総合力そのものも高いレベルで見せてくる。キズナも最初jはトップスピードに乗るまでに時間がかかったし、そもそもトップスピードの質そのものはそこまで高いレベルになかったんだが、今年の京都記念なんかはキレキレの脚で最速地点でハープスターなんかお構いなしに突っ込んできている。ハープはエンジンの掛かりが悪い馬なのであの競馬では実力は出せていないとは思っているが、にしても前にいたラブリーデイ比較で見ても切れている。キズナも最終的には後半の総合力型になっていく感じはあるね。2000~2400である程度流れてくれた方がいいタイプになる。ラキシスやキズナなんかは前半のコントロールがしやすいので恐らく長距離でもロンスパ戦なら対応できるとは思うが、流れた方がやりやすいのでそういう点で流れやすい距離の方が安定しやすいというところかな。この血統が成功しやすいのはある程度のペースまででしっかりと後半の良さを引き出せる基礎スピードの幅が広いことと、ポテンシャル戦でパフォーマンスを上げてくる馬が多いしとにかくこれといった弱点がない馬が多いというのが大きいのかなと。
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2015/09/16 (水) [血統考察]
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