2015年04月の記事 (1/1) | 【観る競馬】~競馬初心者へ馬券の買い方講座~
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2015年04月の記事 (1/1)

天皇賞春3連覇を目指すフェノーメノが脚部不安で回避…

引用先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000006-tospoweb-horse


 というわけで、天皇賞春3連覇の偉業を狙っていたフェノーメノの回避が発表されました。個人的な楽しみの一つであった史上初の同一GI3連覇の夢は断たれた…と。まあ昨年JCのジェンティルドンナが可能性的には一番高いかなあと思っていた中で潰えたし、フェノーメノもチャンスは十分あったと思うけどこれで終わった。こうなると宝塚記念のゴールドシップに全てが掛かってくるかなあ。同一GI3連覇はまだ誰も成し遂げていないことなので、個人的には凄く重みを感じる。今回フェノーメノは脚部不安で回避してしまったのは残念だけど、これまで長距離路線を盛り上げてくれたのは確かだし、仕方ない。


 ただフェノーは仕方ないと思うが皐月賞からマイラーズC、そして今週の天皇賞春と、どうも回避馬のニュースが多い気がするのは残念だね。想定の段階で盛り上がっていたら蓋を開けたらさみしいメンバー、頭数とかってのはちょっとなあ。ゴールドシップも出るかどうかはまだ確定していないと思うし、シップ回避となると盛り上がりにもかけそうで…。
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皐月賞2015の回顧を10分間動画でまとめてみました…主にドゥラメンテとサトノクラウン

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 というわけで皐月賞2015のレース回顧を映像込みでやってみました。やっぱり映像と併せないとなかなか回顧が難しい。というわけで、こんな感じに仕上がりました。詳しいレース回顧に関しては本家ブログの「敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。」の方でよろしくお願いします。(無駄に被リンクを作るとまずいので、とりあえずもうちょっとここがしっかりするまではお手数ですが…)


 ついでに最終の春興Sサトノアラジンの鬼脚に関しても映像付きで詳しく回顧したかったりするんだけど、まあそれは本家含めて時間を作りながらやれたらなあと思います。


 ちなみに本家の方はライブドアブログの競馬カテゴリーの中で遂に3位まで入ってきました!今年中に一度は一位をとることを目標にしているので、ひとまずは3位まで上がってこれたのは嬉しい限り。こちらの方は軌道に乗るまでは地道に進めていきつつきっかけがあればなあと思います。動画配信を積極的に進めることで競馬ファンをより多く増やせれば!

 では…

皐月賞2015に武豊で出走予定だったグァンチャーレが回避

引用先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000511-sanspo-horse


 2015年度の皐月賞に武豊とともに出走予定としていたグァンチャーレが右前脚の挫跖のために出走を回避するということを表明した。これで先のアンビシャス、シャイニングレイの回避から始まりアダムスブリッジに続いて4頭目の回避となって出走予定頭数は15頭立てとなった。


 う~ん、個人的にはやっぱりなんでアンビシャス出なかったのよと…。それとやっぱり武豊のいない皐月賞というのは楽しみが一つなくなったのは間違いないね。今年は回避馬も結構展開のカギを握りそうな馬が多かったりするので、正直ちょっとなあという感じ。中山2000らしいタイトで厳しい競馬を演出してもらいたいんだけどね。馬場もエクイターフ導入の集大成という感じで軽くなりそうだしなあ。騎手がしっかりと馬場を意識してペースを作ってくれないと桜花賞までとは言わないけど酷い競馬にもなりかねないからね。しかし残念なニュースが続くね。

桜花賞2015を予想する前に、阪神外1600mコースを知る

桜花賞2015もいよいよ今週の日曜日に。2015年クラシックもいよいよ本番で、予想にも熱気が入ってくる時期になりました。さて、そんなこんなで初心者さん向けに知ってもらいたいのは桜花賞が行われるコースです。詳しくというほどではないですが、コース図を見ていきましょう。

桜花賞のコース阪神芝外1600m
阪神外回りの高低差


 というような感じです。向こう正面からスタート、外回りで3コーナーまでそれなりに長い直線、500m弱はあるかなというところ。そこから3角が少しきついのは内回りほどではないにせよ同様、このコーナーだけで700mを超える距離があります。そして直線はBコースなので今回は476.3mになります。またA,Bコースなど仮柵についてはまた別の機会にでも。


 その下にあるのが阪神競馬場外回りの起伏、高低差です。阪神の特徴は実は意外と高低差そのものは少なく、地点としても外回りは4角から直線入りにかけておよそ1m/1Fの下り坂が続き、そこから直線で2m弱の上り坂が待っているというコース。このコースは各馬がトップスピードに乗せやすいコースで、その理由が4コーナーから直線半ばまでの下り坂にあるとみています。その点で各馬が動くべきポイントになりやすい要所よりも前に下り坂がある府中とは違って、動き出しに問われるギアチェンジがそこまで要求されない。というのは覚えておくとやりやすいですね。このレースで追込みが決まりやすい要素には、そこそこペースが上がることにかけてこの下り坂の影響と最後の上り坂の影響が大きいだろうとみています。

競馬初心者へ、ペースの見方で分かってそうで分かってない人が多い重要なこと

 競馬に置いて重要なのはペースなんですけども、その中で良くありがちなフレーズ…

「1000m通過59秒!」


 これ速い?遅い?


 ってのをどこで判断するのかって言うのを意外とみんな見落としていると思う。この1000mはあくまで1000mを59秒で走ったよという絶対的な事実。それを評価するには比較対象がないとできない。これが2000m戦であれば、当然その比較対象は後半の1000mになります。


 仮に1000mを59秒で通過したとして、もし後半1000mが58秒だったとしたら…?


59.0-58.0=1:57.0


 スローペースになりますね。


 逆に1000mを59秒で通過したとして、後半1000mが60秒だったとしたら…?


59.0-60.0=1:59.0


 ハイペースになります。


 当たり前のことを言っているようで、実は意外とこれを把握できていない人が多いんですよね。騎手も含めてね!


 ここから導くのは、ペース判断というのは絶対的なものではなくあくまで相対的に判断すべきもの。その概念が要するにペースバランスというもの。これって終わってみなければわからないですけど、それを逆手に取るんですよね。じゃあ結果を最初に読んで速い流れのようで遅い流れという形になれば当然スローに強い馬が勝つわけです。そして、その相対的な判断をするときに重要になってくるのが馬場になります。そして先々週の高松宮記念がその競馬になった。


 これがもろに影響しやすいのが実は中京の1200m戦。中京はスタート後すぐに3コーナーがあり、かつそこまでが地味な上り坂となっていて、前半3Fがそんなに速くならないんですよね。同じように3角に上り坂がある京都1200は高速馬場が基本にあるのでそんなに難しくないんですけど、中京は基本的にはタフで時計がかかる馬場であることが多い。


 そこで重要なのが前述の相対的な発想なんですよね。


 ハイペースになるのか、スローになるのかと考えるのではなく、


 34.0ぐらいで進めたとして、それがどういうペースになるのか?と考えることができれば面白いと思います。